皆さんこんにちは!
今日は里山資本主義をメインに書いていきますよ!!
ところで里山資本主義ってご存知ですか?
知ってる方は持続可能な社会や地方創生について学んだあるのかもしれませんね!
里山資本主義とは提唱者である藻谷浩介氏いわく
一般人にとって本当に幸せな経済成長とは何か。こんな疑問に答えようとする考え方
里山資本主義は、マネー資本主義をメインシステムとして尊重し、そのサブシステムとして新しい仕組みを機能させようというのがその骨子である。森や海、山、あるいは良好な人間関係など、お金で買えない資産をも大切にし、最新のテクノロジーを駆使することによって、お金だけに頼らずに済む社会を構築することを目指している。「簿外資産を活用した活動が、お金に換算できない幸せを増やし、またマネー資本主義における経済システムの安定化にも寄与する」
ということです!
※里山資本主義は、お金に依存しないサブシステムを「マネー資本主義」の横に構築しようと いう考え方で、昔の自給自足の生活に戻せと言う主張ではありません。
大体わかりましたか?
簡単に言うとお金で買えない幸せを増やすシステムを作ろうぜ!ってことですね!
今日は下の藻谷浩介さんの書いた里山資本主義 日本経済は「安心の原理で動く」を参考に書いていきます。
1.都会の忙しい生活に疲れたあなたに必見の里山資本主義!!
僕たちは資本主義社会の中で猛烈な競争に晒されています。いつのまにかお金を生むことが目的となって、「豊か」とはなにかよくわからなくなってしまいました。お金があると人生の成功者のように言われるからです。
でも、僕が思ってた「豊か」って、人と人とのつながりや相手を思いやる心だったりして、それがどんどん希薄になって感じるのは資本主義社会で非合理的なものは重要視されなくなってきたからなのかな?って思いました。
合理性ばかりを求める社会は疲れるし、「マネー」を求め、「マネー」に踊らされる人生は「豊か」とはいえないと思います。金は大事だけど、金に踊らされる人生は嫌ですね!
マネー資本主義の下では条件 不利とみなされてきた過疎地域にこそ、人口当たりの自然エネルギーが大きく、より大きな可 能性があるそうです。
何もないということは、なんでもやれる可能性があると言うこと。
田舎の人たちは都会暮らしが良いと、田舎暮らしに劣等感を昔は感じていたが、今は町おこしに魅力を感じ ているそうです。 過疎だからできることを考える(僕はその一つがドローンの実用化だと思ってます)↓前回書いたドローンの記事です。
自分のほしい「豊か」さが明確ではないのだ。結局お金=豊かさの価値観をぬぐいきれず、お金を稼いで、豊かさを得ているはずなのに空虚感にさえなまれる。それはその豊かさが大切なものではないからである 。
お金はあるが「豊か」だと感じない人は一度、自分にとって本当の「豊か」とは何か考えるのもいいかもしれません。
都会で疲れた人たちがその空虚さを埋めるために帰ってこれる場所が地方であってもいいんじゃないかなと思います。そして地方はそんな人たちに「お金」とは違った「豊か」さを提供できるような場であるべきではないだろうか?
2.お金じゃないあなたの価値
あなたはお金では買えない マネー資本主義に染まりきった人の中には、自分の存在価値は稼いだ金銭の額で決まると 思い込んでいる人がいる。「あなたはかけがえのない人だ」と言う時、お金が尺度になってい ない。
きれいごとのように聞こえるかもしれないけど、かけがえのない人だっていわれる人はきっとお金じゃなくて心でつながってる人なんだろうな。お金ではなく、人都の絆や自然に頼った生き方をすればお金から解放されるのだろうか?
お金を稼ぐことのできる能力や実績が人を判断する基準になっている。それが出来ない人は自尊心を得ることが出来ない。本当はかけがえのない人なのに、お金が尺度のため、それを説得できない。お金の尺度を捨て、心の尺度を持つことが社会が人の本当の意味での存在価値を決めることにつながる。マネー主義社会で人の存在価値を決めるのでは多くの存在価値のある人が排他されていく。本当はかけがえの人なのに。その価値基準を見直す必要がある。そのためにはお金に頼る生活をやめなければならない。
僕の解釈だとこのお金に頼るのをやめるって意味はお金がいらないって言ってるんじゃなくて、心と自然とお金がバランスを保ってる状態を言っているのだと思う。
お金にバランスが偏ると頼るということになる。そして、人の価値を決めるときはお金じゃなくて、心で測るべきということですね。
お金で人の価値を測ることがそれほど悪いことだと思えないけど、心の尺度で測れないとその人の自分にとっての存在の大きさってわからないなと思います。
3.お金に頼らない生活って具体的にどうやって実現するの?
著者いわく、「都会スマートシティ」と「地方の里山資本主義」が「車の両輪」になる。
都会の活気と地方の穏やかな環境、この両方が必要で、都会を下支えする道。戦後、世界第 2 位の経済大国になる過程で、田舎をおろそかにしてきた。本来のバランスを取り戻すべきだ。 人口減少の問題も、無縁社会の問題も、エネルギーや食糧が自給できない問題、様々な問題を、 この車の両輪が解決していくのではなかろうか。
都会のスマートシティ化はこれから進んでいくと思います。都会の人は忙しいですから、なるべく便利な生活をして、その生活形態が心を大切にする余裕につながるのではないかと考えます。
地方は地方でのんびりかつ地方を活性化させるための工夫を凝らしていくべきだと思う。地方はもっと頑張って、金だけじゃない豊かさを示していかなければいけない。
都会でも地方でも「豊か」な生活が送れる社会をめざすべきで、里山資本主義の考え方は人に本当の「豊か」とは何か考えるきっかけになり、地方に目を向けるきっかけになると思いました。